ディズニーとダッパーラボ、共同でNFTプラットフォームを発表
ディズニーは、「NBA Top Shot」を開発するダッパーラボと提携し、「デジタルピン」NFT(非代替性トークン)プラットフォームを発表した。
このNFTプラットフォーム「ディズニー・ピナクル」では、コレクターはFlowロックチェーン上でピクサーやスター・ウォーズの人気キャラクターをテーマにしたディズニーNFTを交換・取引することができる。
ダッパーラボのウェブサイトに掲載された共同リリースの中で、両社はこのイニシアチブについて、「ピン収集の魔法をデジタル時代にもたらす、ソーシャル主導のコレクティブル体験」にすることを目指していると述べた。
ダッパーラボの共同創設者兼CEO(最高経営責任者)であるロハム・ガレゴズロウ氏は、「ディズニー・ピナクルは、過去数年にわたり私たちが学んできたことをすべて取り入れるために1から設計された全く新しい商品である」とコメント。「世界中どこにいても、携帯電話でダイナミックにピンを収集し、即座かつ安全に取引することができる」と述べた。
ディズニー・ピナクルは、23年後半にiOSユーザー向けにアップストアで一般公開される予定。現在、コレクターの登録待ちリストが公開されている。
ディズニー・ピナクルのデジタルコレクティブルは、ディズニーのテーマ―パークで販売されている物理的なピンを思い出させるものとなる。これらのユニークなデジタルコレクティブルは、NBA Top ShotやNFL All Dayといったダッパーラボの他のコレクティブルプラットフォームでも利用されているブロックチェーンネットワークであるFlowブロックチェーン上でNFTとして鋳造される。
ガレゴズロウ氏はDecryptとのインタビューの中で、ディズニー・ピナクルのデジタルコレクティブルのラインアップには、バズ・ライトイヤーやウッディ、ディズニープリンセス、スター・ウォーズのダース・ベイダーといった象徴的なキャラクターが登場する予定だと明かしている。
ディズニーはマーベルのIP(知的財産)を所有しているが、ガレゴズロウ氏によるとマーベルは「発売時には」このプラットフォームには登場しないと明言した。
NBA Top Shotが最初ウェブ版で立ち上げられ、後にネイティブモバイルアプリを取り入れたのとは異なり、ディズニー・ピナクルは初めからモバイル用に設計されている。ダッパーラボの他のNFTプラットフォームと類似している部分もあるかもしれないが、ガレゴズロウ氏は、ディズニー・ピナクルはスマートフォン向けに設計されており、ユーザーが使いやすいフォーマットを最適化するための機能強化が施されていると強調している。
「簡潔なデザインに更新され、一般的なファン向けのアクセシビリティと、一部のハイエンドコレクター向けの限定版や超限定版との資産とのバランスがより良くなっている。そして、一つ屋根の下で、ディズニーの世界全体にアクセスできるのだ」とガレゴズロウ氏は述べた。
ダッパーラボは、NFT市場が初めて急成長を見せた21年、コレクティブルプラットフォーム「NBA Top Shot」の成功で注目を集めた。イーサリアム(ETH)NFTプロジェクトの「CryptoKitties」で有名な同社は、大規模な消費者向けアプリケーションを管理するため、Flowブロックチェーンを開発した。
ディズニーは以前、デジタル消費者向け製品の分野に進出したことがある。同社は5月初め、Cryptoysと協力して限定版のNFTスター・ウォーズ玩具コレクションをリリースした。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/disney-and-dapper-labs-join-forces-to-unveil-nft-platform.htm
This story originally appeared on cryptonews.com.
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