HSBCと恒生銀行、中国のデジタル人民元のパイロット版に参加(再掲)

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 国際銀行大手HSBCと恒生銀行は中国のデジタル人民元パイロットに参加している。

 「海外の銀行4行がデジタル人民元事業のローンチを公式に発表した」と21センチュリー・ビジネス・ヘラルドは報じた。

 HSBCの中国部門はSNSで中央銀行デジタル通貨(CBDC)パイロットへの参加を認めた。

 恒生銀行(中国)と富邦銀行(中国)もパイロットに参加していると認めた。

 スタンダードチャータード銀行の中国部門は今週初め、パイロットへの参加を認めた。

 現在、HSBC中国の顧客のデビットカードは「デジタル人民元個人ウォレットサービスをサポートしている」とShanghai Securities Newsは記した。

 同行のデビットカードの保有者はウォレットの有効化と無効化に公式デジタル人民元アプリを利用することができる。

 また、デジタル人民元ウォレットの補充に従来のデビットカードを利用することもできると同行は話した。

 4行は「デジタル人民元パイロットに参加する最初の海外銀行」だと同メディアは言及した。

 これは他の海外金融機関がすぐに後に続くという示唆のようだ。

 同メディアは現在、インターフェースに4行のロゴを表示しているデジタル人民元アプリのスクリーンショットを投稿した。

・HSBCと「海外銀行」がCBDCを開始

 スタンダードチャータード銀行は中国本土部門は「デジタル人民元相互接続プラットフォームが利用できる」と認めた、と香港電台は報じた。

 中国人民銀行が監督する中国本土の公認清算機関と協力していると同行は言及した。

 スタンダードチャータード中国銀行は「顧客にデジタル人民元交換(サービス)の提供を開始した」と同メディアは言及した。

 最近、HSBCと恒生銀行は香港と海外でCBDC採用計画を強化している。

 11月初旬、ビザは両銀行が参加した香港金融管理局が率いるCBDCパイロットプログラムの完了を発表した。

 中国本土では、HSBCが19%の株式を保有する交通銀行は最近、デジタル人民元によるリサイクル報酬プログラムを共同ローンチした。

 このプログラムで青島市の市民は家庭ごみのリサイクルと交換でCBDCトークン報酬を受け取る。
 
(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/hsbc-hang-seng-join-chinas-digital-yuan-pilot.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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