台湾のFSC、暗号資産を監督するため金融テクノロジー局を設立:報道

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 聯合報(UDN)による台湾のニュース報道によれば、台湾のFSC(金融監督管理委員会)は投資家の保護と規制強化の目的で、暗号資産(仮想通貨)を監督するため、金融テクノロジー局を設立した。

 台湾で暗号資産規制の強化が近づき、同国における法定法案と予算法案の監督責任がある行政院は規制当局に暗号資産を監督する金融テクノロジー局を設立するよう求めた、とFSCの黄天武委員長が認めたとUDNは報じた。

 FSCと行政院はコメントに対応しなかった。

 最近、台湾の政治家で国会議員の郭国文氏はFSCに金融テクノロジー局の設立を求め、同国で新しい形態の金融テクノロジーが出現し、投資家に損害を加えるために、詐欺グループが新形態のテクノロジーを利用していると表明した。

 FSCが管理する金融テクノロジー局は暗号資産市場の規制強化を担う。

 11月、台北拠点の取引プラットフォームのクロノス・リサーチは2600万ドルの暗号資産の損失につながる暗号資産侵害に遭った。まず、暗号資産オンチェーン探偵ZachXBTがハッキングを報じ、資産の流出を説明し、その規模を裏付けた。

 また、FSCは暗号資産上場投資信託(ETF)の導入の可能性を検討し、海外暗号資産先物商品とETFを入念に研究していると発表した。世界市場の状況に合わせ、徐々に制約を緩和する意図だ。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/taiwans-fsc-sets-up-financial-technology-bureau-to-oversee-crypto.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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