香港当局、詐欺の疑いのある暗号資産ウェブサイト2つを閉鎖

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 香港のSFC(証券先物委員会)は詐欺に関与している疑いのある暗号資産(仮想通貨)企業2社に関する公的警告を発した。

 同監視機関は一般人に仮想資産に関する活動に従事していると思われる「LonShiX」と「ビットバンク(グローバル)・ファイナンシャル・ホールディング・グループ」に注意するよう呼びかけた。

 12月初旬、香港SFCは詐欺行為に関与した疑いのある2つの暗号資産ウェブサイトを取り締まった。

・SFC登録をでっち上げる暗号資産企業

 虚偽の下、運営しているLonShiXはウェブサイトで香港の住所を主張し、見込み投資家を欺いていた。同社は様々なSNSやインスタント・メッセージで、銀行に承認された投資専門家として偽って自社を売り込み、投資口座を開設するよう、うまい話で釣っていた。

 同様に、SFCはビットバンク(グローバル)・ファイナンシャル・ホールディング・グループに対する懸念を表明し、同社の名称が日本の正規の暗号資産交換所と際立って似ていることを強調した。類似しているにもかかわらず、2社は無関係である。ビットバンク(グローバル)・ファイナンシャル・ホールディング・グループはSFCの許可の保持や仮想資産サービスプロバイダーへの申請の主張を含め、虚偽の誤解を招く情報をインターネットで広めているとSFCは疑っている。

 香港警察はSFCの要請で、LonShiXとビットバンク(グローバル)・ファイナンシャル・ホールディング・グループのウェブサイトと関連するXのアカウントを閉鎖した。

 23年12月20日時点で、LonShiXとビットバンク(グローバル)・ファイナンシャル・ホールディング・グループの両社はCSRC(中国証券監督管理員会)の疑わしい仮想資産取引プラットフォーム警告リストに掲載されている。

 投資家保護への取り組みを何度も話すSFCは、特にSNSやインスタント・メッセージを通して宣伝されている「話がうますぎる」投資機会に騙されないように一般人に警告している。

 以前、被害者から約2億ドルをだまし取ったJPEXの騒動を受け、香港規制当局は暗号資産詐欺の取り締まりの強化した。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/hong-kong-authorities-block-two-crypto-websites-suspected-of-fraud.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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