アルゼンチンの新政権、ビットコインの契約書利用を許可

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●ビットコイン公式利用の第一歩か

南米アルゼンチンのミレイ新政権は、仮想通貨ビットコインを契約書に使用可能と発表した。

同政権のダイアナ・モディーノ外交・国際通商相が22日にXに投稿しビットコインの公式利用を伝えた。また、ビットコインだけでなく、他の仮想通貨も利用対象となりうるという。

一方、モディーノ氏は同政府が仮想通貨に関連した新たな措置を計画しているかどうかについては説明しなかった。

ハイパーインフレに陥っている同国では、先月ビットコイン支持派で「無政府資本主義」を掲げるハビエル・ミレイ下院議員が大統領に選出され就任した経緯がある。ミレイ大統領は中央銀行の廃止を提唱しながらビットコインのメリットも唱えていたが、選挙後に公表された新政権の金融政策の中核は、仮想通貨やビットコインではなく完全な米ドル化の方だった。

ミレイ大統領は先週通貨ペソの為替レートの50%以上の切り下げを発表し、21日には経済の立て直しに向け国営企業の民営化や輸出制限の撤廃を含む300項目以上に及ぶ経済改革を推進すると発表したところだった。経済改革の発表を受け、同国の代表的株式指数「SP MERVAL」は一時5%以上急騰した。

(イメージ写真提供:123RF)

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CoinPostに掲載された記事を、許可を得て転載しています。

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