トランプ前米大統領、240万ドル相当のETHを売却(再掲)

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 アーカムインテリジェンスによると、前米大統領のドナルド・トランプ氏は、240万ドル相当のイーサリアム(ETH)を売却した。

 ブロックチェーン情報企業のアーカムインテリジェンスは最新の投稿で、ある暗号資産(仮想通貨)ウォレットの過去3週間における取引履歴のスクリーンショットを共有し、「ドナルド・トランプ氏がイーサリアムを売却しているようだ」と述べた。同社は、このウォレットがトランプ氏とつながっており、トランプ氏が直接所有していると考えている。

 「3週間前、トランプ氏はトランプNFT(非代替性トークン)のロイヤルティを3カ月にわたって蓄積した後、イーサリアムをコインベースに送金し始めた。ピーク時の残高は400万ドルだった。入金額に基づく推定では、これまでのところ1075ETHを240万ドルで売却している」と同社は述べた。

 アーカムインテリジェンスは、8月にこのウォレットを追跡・特定し、トランプ氏が所有していると報告した。これより前、トランプ氏はNFTのライセンス料から得た最大500万ドル相当のイーサリアムを保有していることを認めていた。

 1月に米国政府倫理室に提出された書類によると、トランプ氏はトランプNFTの販売を手がけるCICデジタルから最大100万ドルを得ていた可能性があるという。

●トランプ氏とバイデン氏、暗号資産を理解していないと批判受ける

 トランプ氏は22年12月にNFTトレーディングカードを発売し、ブロックチェーン・暗号資産領域に参加した。一方、トランプ氏とジョー・バイデン大統領は、ディーン・フィリップス下院議員から暗号資産を理解していないと批判を受けた。

 暗号資産をテーマにした大統領討論会で、民主党候補のフィリップ氏は、金融技術と暗号資産に関する自身の知識不足を認めながらも、特にトランプ氏とバイデン大統領に対し、これらのテーマに関する議会の知識の乏しさを指摘した。

 「右派と左派の有力な米大統領候補者である両氏には、暗号資産を理解し、予測し、私たちをこれに備えさせ、そして次の時代に導く姿勢がない。ジョー・バイデン氏とドナルド・トランプ氏は、年齢とライフステージという点で、単純に私たちを前進させるのにふさわしい人物ではない」と同氏は述べた。

●「マグショット」版トレーディングカード

 12月、トランプ氏は前回逮捕された際の「マグショット(逮捕された時に撮影された顔写真)」版NFTコレクションを発表した。この99ドルのデジタルトレーディングカードを47枚以上購入すると、トランプ氏との夕食と逮捕時に来ていたスーツの一部がプレゼントされる。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/donald-trump-sells-2-4-million-ethereum-arkham-intelligence.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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