サザビーズのオークションでデジタルアート作品が25万4000ドルで落札

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 ビットコイン(BTC)のブロックチェーンプロトコルのオーディナル上で製作されたデジタルアート作品「ジェネシスキャット」が最近のサザビーズのオークションで25万ドル以上で売却された。

 アーティストでエンジニアのFrancisco 「Far」 Alarconが製作した「ジェネシスキャット」はTaproot Wizardsグループが製作したQuantum Catsコレクションの一部だ。当初の見積額は1万5000ドルから2万ドルで、作品は見事に25万4000ドル(約3750万円)で売却された。

 「50以上の入札があり、『Taproot Wizardsの@0xfarによるジェネシスキャット』は予想最高額の12倍以上の25万4000ドル(6.31BTC)を獲得した」とサザビーズは話した。

 FARの作品は視覚芸術と技術の探求で有名で、よくCG画像やデジタル画像の歴史を掘り下げている。

 Quantum Catsコレクションで唯一1対1の芸術作品として「ジェネシスキャット」はBTCオーディナルズの芸術世界で独創的な地位を維持している。Taproot Wizardsによる初の公開コレクションであるQuantum CatsはBTCエコシステム内で革新と創造性を触発することを目指している。

 3333の独特なデジタルの猫で構成され、コレクションはレトロ調、宇宙画像、BTC伝承の要素を組み合わせ、BTCプロトコルの進化する性質とその文化的影響を反映している。

・サザビーズでBTCオーディナルズのアート売却

 「ジェネシスキャット」に加え、他の18のデジタル芸術作品が同オークション会社の「Natively Digital:An Ordinals Curated Sale」に含まれていた。

 「売り切れ!」とサザビーズのデジタルアートと非代替性トークン(NFT)の代表マイケル・ブーハンナ氏は話した。「Natively Digital:An Ordinals Curated Saleは販売前の予想額を打ち破った!」

 19の芸術作品の中で、ロット17の「Black Rare Sat(20,159,999,999,999)」は16万5100ドルで売却、Des Lucrécéのロット11「Benediction from Between Worlds」は9万5250ドルで売却、Asprey Studioの「Asprey Bugatti Crown Egg Number10」は8万2550ドルで売却。

 ブーハンナ氏によれば、商品の100%が売却され、641の入札がされ、19のロットが109万7000ドルで売却、販売の成功を収め、BTCオーディナルズのデジタルアートの節目となった。

・23年にNFTは減少

 一方、イーサリアム(ETH)拠点のNFTは23年にわたり減少し、ゲームストップはNFTマーケットプレイスを閉鎖し、X(旧ツイッター)はNFTプロフィール画像機能を削除した。

 (イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/bitcoin-ordinals-genesis-cat-sells-for-254k-in-sothebys-digital-art-auction.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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