韓国の金融当局院長、米SEC委員長と現物ビットコインETFに関する協議を計画

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 FSS(韓国金融監督院)のイ・ボクヒョン院長は、24年中に訪米し、米SEC(証券取引委員会)のゲイリー・ゲンスラー委員長と協議する予定だ。

 協議の議題は、ビットコイン(BTC)現物ETF(上場投資信託)を中心とした暗号資産(仮想通貨)業界のさまざまな側面に関するものだと予想される。

 イ院長は5日、ソウル汝矣島のFSSで24年の事業計画を発表。その中で、24年第2四半期に米ニューヨークなど主要な先進金融市場を訪問すると明らかにした。訪問の目的は、コリアディスカウント、ビットコイン現物ETF、企業価値向上計画などの施策を議論するためだと、現地メディアは報じている。

 その後の記者団との質疑応答で、イ院長はSECのゲンスラー委員長との面会予定を認め、中心議題について言及。「SECのゲイリー・ゲンスラー委員長と(今年)面会し、暗号資産に関する問題やビットコイン現物ETFなど、集中的に取り組む分野がある」と述べた。同氏は、SECの政策決定が世界的に重要であると強調し、「今、SECの政策が世界に与える影響。これが重要である」と主張した。

●ビットコインETF、米国での承認後アジアで勢いを増す

 最初のビットコイン現物ETFが米国で歴史的な承認を受けた後、アジアの業界主要国、特に香港は積極的に同様の暗号資産商品を検討している。

 すでに報じられた通り、現在数十のファンド企業が、国内ビットコイン現物ETFの立ち上げに向けた戦略を策定するため、香港SFC(証券先物委員会)と話し合いを行っている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/south-korea-plans-talks-on-spot-bitcoin-etfs-with-us-sec-chair.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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