メタマスク、暗号資産取引の簡素化のため、ロビンフッドと提携

85052071_m.jpg

 2月7日にCryptonewsに共有された記者発表によれば、メタマスクはユーザーに直接的な暗号資産(仮想通貨)の購入を可能にするため、ロビンフッドと提携している。

 メタマスクの開発者コンセンシスとロビンフッド・マーケッツはメタマスクのウォレットとロビンフッド・コネクトの統合を共同で実行した。この提携で米国のユーザーはメタマスクのインターフェースから直接ロビンフッドの取引プラットフォームを通して暗号資産を購入できる。

・メタマスクは暗号資産への直接的アクセスを求め、ロビンフッドと統合

 この提携はメタマスクのユーザーにデジタル資産利用のための効率的で安全な手段を提供するために、ロビンフッドの低価格な注文エンジンを利用し、暗号資産取引体験を簡素化することを目的としている。

 「メタマスクとロビンフッドの統合は自己管理オプションへのアクセスを求めているユーザーに対する摩擦を削減するという私たちの共有する責務において刺激的な一歩だ」とコンセンシスのシニアプロダクトマネージャーのロレンゾ・サントス氏は話した。

 「私たちは暗号資産とインターネットユーザーがさらなる管理と所有権を求めていると分かっている」とサントス氏は話した。「人々がすでに利用し、信頼しているサービスプロバイダーでの購入オプションをより多く提供することで、人々が途切れない自己管理的方法で暗号資産にアクセスする手助けとなる」。

・ユーザーはWeb3(ウェブスリー)の障壁の削減を要求していることが調査で判明

 YouGovとの提携でコンセンシスが行った調査で、インターネットユーザーがどのようにデジタル上の存在と関わり、管理することを望むかということに対する変化が明らかになった。

 1万5000人以上の参加者からの回答から出た結果で、79%がインターネット上での身元に対するさらなる管理を求めていると言い、オンラインで自律を好むことが判明した。さらに、回答者の67%は自身がオンラインで製作するものへの権利を保持すべきだと考え、デジタルコンテンツの所有権に対する強い感情が調査で明らかになった。

 積極的な関与と所有権への熱意があるにかかわらず、回答者の約3分の1がWeb3技術の複雑さを暗号資産界に参入する大きな障壁として認めた。

 「ロビンフッドでは、Web3の採用を増加させるため、どこでも可能な限り摩擦を削減することが私たちの任務だ」とロビンフッドの暗号資産製品責任者ソン・リー氏は話した。

 「ロビンフッド・コネクトは既存のロビンフッドの顧客にデビットカード、銀行送金、ロビンフッドのbuying powerを通し、自己管理ウォレットに資金供給するための途切れない体験を提供する」とリー氏は話した。「この機能でユーザーは暗号資産を即座に利用開始することができる」。
 
 (イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/metamask-partners-with-robinhood-to-simplify-crypto-transactions.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

最新記事
ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ