野村HD子会社のLaser Digital、仮想通貨の価格データ提供へ―「Pyth Network」と提携

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●分散型オラクルネットワークに貢献

野村ホールディングスのデジタル資産部門「Laser Digital Holdings」は7日、分散型オラクルサービスを提供する「Pyth Network」との提携を公表した。

この提携により、Laser DigitalはPyth Networkに仮想通貨の価格データを供給することになる。Pyth Data Associationのディレクター、Marc Tillement氏は、Laser Digitalの参入によってPyth Networkのデータフィードの質と多様性が向上すると評価している。

Pyth Networkは、分散型金融(DeFi)におけるオンチェーンデータへの需要に応える、高品質で低遅延の価格フィードを提供。90以上のファーストパーティプロバイダーからデータを取得し、仮想通貨、株式、ETF、外国為替、コモディティなど400以上の価格フィードを有し、50以上のブロックチェーンでサービスを提供している。

主なデータプロバイダーには、世界的な大手取引会社、マーケットメーカー、暗号取引所、伝統的な取引所が含まれる。

●Laser Digitalとは

Laser Digitalは、デジタル資産のセカンダリートレーディング、ベンチャーキャピタル、投資商品の3つの主要領域を手掛ける。分散型金融領域では管理ツールやリソースを市場参加者に提供している。1月には機関投資家向けのWeb3インフラ「Libre」をローンチ、従来の金融資産(RWA)のブロックチェーンへのオンボーディング(トークン化)需要に対応する。

(イメージ写真提供:123RF)

https://coinpost.jp/?p=515149

CoinPostに掲載された記事を、許可を得て転載しています。

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