DeFi取引所のクラウドスワップ、分散型暗号資産ETF立ち上げ
分散型取引所のクラウドスワップが、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を含む複数の暗号資産(仮想通貨)から成る初の分散型暗号資産ETF(上場投資信託)を立ち上げた。
2日に発表されたこのブル・ランdETFは、暗号資産エコシステムの多様なポートフォリオへのアクセスを投資家に提供するものだ。このETFは、ポリゴン(MATIC)、チェーンリンク(LINK)、ポルカドット(DOT)などを含む10種のトークンで構成される。
そのため、投資家は1種の暗号資産トークンでこれら10種のトークンに投資でき、同じ1種の暗号資産で出金できる。同社はプレスリリースの中で、この金融商品は、投資プロセスを合理化し、簡素化と分散化を確保することを狙ったものだと述べた。
「投資後、資産は10種のトークンに分散され、出金時にはこれら10種のトークンを受け取るか、選択した1種のトークンに戻すかを選択できる」
ウェブサイトの記載によると、クラウドスワップのブル・ランdETFは、ビットコインとイーサリアムが計35%、ポリゴン、アバランチ(AVAX)、チェーンリンク、ポルカドットなどの時価総額の大きなアルトコインが各10%で構成される。
さらに、クラウドスワップは各資産の徹底的な評価を行っている、とプレスリリースには記されている。評価において、同ファンドは潜在的投資収益率、リスク分析、投資家の嗜好との整合性といった重要な指標をチェックしている。
「この細心のアプローチによって、同ETFは、潜在的リスクを効果的に管理しつつ市場の機会を活かす戦略的立ち位置を確保している」という。
●クラウドスワップ、ETFの成長に楽観的
過去のデータによると、ブル・ランdETFの暗号資産は年間上昇率206%超の目覚ましいパフォーマンスを示している。結果として、クラウドスワップは同ファンドの成長について楽観的になっている。
さらに、ビットコインETFの最近の急騰は、暗号資産が投資商品として広く受け入れられていることを証明している。クラウドスワップは今後、将来の成長に向けた戦略的準備と技術革新に注力する狙いだ。
これには、シードレスのスマート・ウォレットの導入、テレグラムDeFi(分散型金融)ボット、より分散化されたETF、そしてDAO(自律分散型組織)への移行が含まれる。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/defi-exchange-crowdswap-launches-decentralized-crypto-etf.htm
This story originally appeared on cryptonews.com.
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