データ・オーナーシップ・プロトコル、トークン販売で1億6200万ドルを調達(再掲)

82884687_m.jpg

 データ・オーナーシップ・プロトコルは4月後半のメインネットのローンチに先駆けた最近のトークン販売で1億6200万ドルを調達したと話した。

 同プロトコルはブロックチェーンのプライバシーに焦点を当て、「イーサリアム(ETH)に選択的な透明性」をもたらすと主張し、267万人以上のユーザーがテストネットに参加するコミュニティがある。データ・オーナーシップ・プロトコルはユーザーに自身のデータの完全な管理を与えることを目指している。

 完了したトークン販売は史上9番目の規模で、チームが24年4月後半から5月にかけたメインネットのローンチの準備をする中、全体的な運営を拡張し、意義ある提携を結ぶことで、オンチェーンデータの透明性を促進するという同プロトコルの目標を支えている、と同プロトコルの創設者は発表で話した。

・プロトコルのzk―SNARK技術の利用

 データ・オーナーシップ・プロトコルは基礎的データを公表することなく取引を認証するために、zk―SNARKのような技術を利用し、プライバシーと規制遵守の両方を確保している。

 zk―SNARKはユーザーが特定の情報を公表せず、また当事者間の交流なく、情報を保持していることを証明することができるゼロ知識プルーフプロトコルである。

・開発者は新しい機能を試す

 「テストネットのローンチの間、私たちのコミュニティはチームがプロトコルの機能を強化し、脆弱性の可能性を確認する助けになり、その継続的で貴重な支援が今回のトークン販売の貢献者だ」とデータ・オーナーシップ・プロトコルの共同創設者の広門幸治氏は記者発表で話した。

 「暗号資産(仮想通貨)世界でこういったトークン販売はしばらくなく、私たちのデータ所有権に対する刷新的な取り組みを強調している。ブロックチェーン技術を活用し、個人にデータの完全な管理権を与え、プライバシー、セキュリティ、生み出される価値に参加する機会を確保することを目指している」と広門氏は付け加えた。

 最近、データ・オーナーシップ・プロトコルはSNSプラットフォームXに自社の計画表を共有した。

 (イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/data-ownership-protocol-raises-162m-in-token-sale.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

最新記事
ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ