バイナンス、フィリピンでグーグルとアップルのアプリストアから削除

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 フィリピンSEC(証券取引委員会)は、アプリマーケットプレイスからバイナンス関連のアプリケーションを解除することを決定した。

 アップルとグーグルはそれぞれ19日に要請を受けた。23日の発表によると、両社はそれぞれグーグルとアップストアからアプリを削除するよう指示を受けた。

 フィリピンSECのエミリオ・アキノ委員長は書簡で、「SECは(バイナンスを)特定し、一般の人々がこれらのウェブサイトやアプリにアクセスし続けることは、投資するフィリピン国民の資金の安全性を脅かすと結論付けた」と述べた。

 アキノ氏は、フィリピン国民に未登録証券を提供し、未登録のブローカーとして活動することは、共和国法第8799号(または証券規制法)に違反すると指摘。バイナンスのアプリを削除することで、国内の違法行為を抑制できると主張した。

 記事投稿時点、バイナンスはクリプトニュースの取材に応じていない。

●フィリピンSECが注意呼びかけ、バイナンスへのアクセス禁止

 フィリピンSECは11月に国内でのバイナンスへのアクセスを禁止する計画を発表していた。これは、未登録投資商品に対する一般市民への注意勧告の一環であった。

 この勧告によると、バイナンスの運営会社はフィリピンでは登録されていない。また、同社は国内で証券を販売する許可を受けていない。

 フィリピンSECはさらに、バイナンスのオンライン広告を国内のソーシャルメディアユーザーに制限するよう、グーグルとメタに協力を求めた。また、電気通信委員会と情報通信技術省に対し、国内でのバイナンスのアクセスを遮断するよう要請した。

 フィリピンSECは、バイナンスが投資や取引目的でフィリピンのユーザーをターゲットにした積極的なソーシャルメディアキャンペーンを行っているとも指摘した。

●バイナンスの法廷闘争は続く

 バイナンスは世界中で法定闘争に巻き込まれている。6月、米SECはバイナンスと同社創設者のチャンポン・ジャオ氏を提訴した。SECは、同社が米国の証券規制を回避していると非難していた。

 バイナンスはこの疑惑を強く否定し、自社プラットフォームを守ることを誓った。

 SECに続きCFTC(商品先物取引委員会)が3月、バイナンスとジャオ氏が米国の証券取引法に違反していると訴えたことで、問題はさらに複雑化した。

 先週には、カナダでバイナンスに対する集団訴訟が提起されており、同社の法的苦境は続いている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/binance-faces-google-apple-app-store-removal-philippines.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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