１４日午前９時１０分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝１０４９万円前後（過去２４時間比１．９％安）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝５４万５０００円前後（同２．２％安）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝７５円前後（同２．６％安）となっている。

　主要な暗号資産は軟調。１３日の日中は方向感なくもみ合った。夜になって米５月ＰＰＩ（生産者物価指数）が市場予想を下回り、米インフレの鈍化を好感したリスクオンの買いが強まってビットコインは６万８０００ドル台まで値を戻す場面があったが、ＦＲＢ（米連邦準備制度理事会）は利下げに慎重との見方が広がって一巡後は弱含み、６万６０００ドル台まで下落した。

　米マイクロストラテジーがビットコインを買い増しするため、３２年に満期を迎える５億ドルの転換社債を発行すると発表した。調達した資金はビットコインの追加取得と、「一般企業用途」に利用するとしている。

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