１７日午前９時２５分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝１０４８万円前後（過去２４時間比０．６％高）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝５６万９０００円前後（同１．４％高）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝７６円台後半（同０．４％安）となっている。

　前週末の主要な暗号資産は、１４日深夜から１５日未明にかけて下値を模索し、ビットコインは６万５０００ドルちょうど近辺まで下落する場面があった。急落でロスカットを巻き込んで下値を探ったとの見方がある。その後は買い戻しに支えられて下げ渋ったが、週末は６万６０００ドル台でもみ合った。一方、イーサリアムは一時３４００ドルを割り込んだが、売り一巡後は３６００ドル台まで持ち直している。

　１４日には、ＤＭＭビットコインが５月に発生した不正流出事件の全額保証に必要なビットコインの買い戻しを完了したと発表している。このほかでは、投資運用会社のバンエックが１５日、オーストラリア証券取引所が同社のビットコインＥＴＦ（上場投資信託）の上場を承認し、２０日に上場することを明らかにした。豪州でビットコインの現物に連動するＥＴＦの上場は初めて。

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