100年の歴史を持つロンドン南部のトゥーティング・マーケットでBTC支払いが可能に

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 1930年に建築された英ロンドンのトゥーティング・マーケットが、ビットコイン(BTC)愛好家のハシュリー・ジャイルズ氏の主導で、ビットコインの受け入れを開始した。

 18日のビットコイン・ミートアップに続き、レストランやバー、レコード店など、トゥーティング・マーケットの8つの加盟店が暗号資産(仮想通貨)決済の受け入れを開始する。取引はビットコイン・サーキュラーエコノミーを構築するブリッジ2ビットコインのサポートで行われる。

 18日のイベントには、コマースブロックやコインシェアーズ、マーキュリー・レイヤー、Civkit、そしてライトニングネットワーク開発者など、暗号資産コミュニティから注目すべき参加者らが集まった。

 トゥーティング・マーケットのメザニン・バーは、18日にビットコイン決済を導入してから利益が倍増したという。

 「昨日はビットコインを受け入れた最初の夜で、収益は通常の2倍だった」

 ブリッジ2ビットコインは、英国企業が安価な手数料または手数料なし、即時決済、チャージ決済なしのビットコインを受け入れるためのサービスを提供している。

⚫︎英国の広範なビットコイン導入戦略

 コマースブロックのニコラス・グレゴリーCEO(最高経営責任者)によると、この動きは広範なビットコイン推進活動への扉を開くことになるという。

 同氏はビットコイン・マガジンの取材で、「ビットコインを受け入れるトレーダーが増えれば増えるほど、合法的な決済形態として認めるよう国に働きかけることができ、税効率の観点から使いやすくなる」と語った。

 最近、コインベースの「スタンド・ウィズ・クリプト」は、英国には600万人以上の暗号資産保有者がいると報告した。さらに、英国の暗号資産業界は力強い成長ペースを維持しており、世界中の他の国々よりも速い成長を遂げている。

 アルトインデックス・ドットコムのデータによると、23年、英国の暗号資産業界の売上高は19億ドルに達し、22年の8億ドルから前年比137%の成長を遂げた。この数字は27年までに倍増し、37億7000万ドルに達すると予想されている。

 また、スタティスタは、ビットコイン普及率が大きく伸びている中、英国全土で200以上の企業が暗号資産決済を受け入れていると指摘している。

 英国における暗号資産ユーザーの増加は、小規模業者によるビットコインなどの新技術の採用をけん引することで、暗号資産のさらなる普及拡大と規制アプローチへの要求を促進している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/south-londons-century-old-tooting-market-accepts-bitcoin.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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