暗号資産交換所OSLの財務責任者、「香港は新ライセンス導入する可能性がある」
香港のデジタル資産交換所OSLのCFO(最高財務責任者)デヴィッド・ウー氏は、政府は暗号資産(仮想通貨)規制を進展させるために、新たなライセンスを導入する可能性があると話している。
大公報による最近の報道によれば、香港政府は暗号資産と法定通貨間の交換に新しいライセンスシステムを導入する可能性がある。この構想は規制の明確性を高め、仮想資産市場を支援するための幅広い試みの一部である。
・香港は制限課税で投資家を惹きつける
新たなライセンスは投資家の信頼を高め、この成長中の市場により多くの海外の投資家を惹きつけることが期待される、とウー氏は述べた。規制の発展は香港のアジアでの仮想資産の主要中心地としての立場を固めるための重要な一歩として見られている。
有利な税環境から始まり、世界の競合の中での香港のいくつかの利点を同氏は指摘した。仮想資産に資本利得税を課す日本やオーストラリアと異なり、香港はそのような税金を課さない。
日本の包括的な税率は50%、オーストラリアは40%に達し、投資のリターンに大きく影響を与えるため、世界の投資家にとって、香港は非常に魅力的な国になっている。
・開かれ、規制された暗号資産市場
もうひとつの利点は現地銀行の協力的な態度だ。世界中の仮想資産が関与した過去のマネーロンダリング事件により、銀行は関連するリスクを非常に警戒しているとウー氏は説明した。
この警戒心により、仮想資産の機関投資家は多くの国で銀行口座を開設することが困難になっている。例えば、日本の主要銀行の多くはこういったファンドが口座を開設することを拒否している。
逆に、香港の銀行はもっと柔軟な手法を採用している。香港の多くの銀行は仮想資産への投資を専門とする機関を受け入れ、このような機関に円滑な銀行業務を提供している。
規制の発展は明確な指針とサービスで投資家の信頼を高めていると報道は示唆している。規制・監督されているプラットフォームは個人投資家によりよい保護を提供することができる。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/hong-kong-to-advance-crypto-market-with-new-license-osl-cfo.htm
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