メタプラネット、社債発行で調達した資金で10億円相当のビットコインを取得
日本の投資企業メタプラネット(3350)は24日、10億円(630万ドル)相当のビットコイン(BTC)を取得する計画を発表した。声明によると、購入資金には最近の社債発行で得た資金を充てるという。
「アジアのマイクロストラテジー」として知られるメタプラネットは、長期保有目的のビットコイン保有残高は取得コストで計上されると述べた。これらは期末時の時価評価に基づく課税から免除される。
それ以外のビットコイン保有残高は四半期ごとに市場価値が評価される。この評価損益は営業外損益あるいは営業外費用に計上されるとした。
⚫︎メタプラネット、ビットコインをコア資産として長期保有を目指す
メタプラネットは、ビットコインの長期保有することを第一の戦略としている。しかし、業務やその他の目的で利用する場合、該当するビットコイン残高は貸借対照表上で流動資産として分類されるという。
今回の取得の前にも、同社はわずか7週間の間に3回にわたりビットコインを購入している。前回は約159万ドル相当の23.25BTCを購入した。これにより、同社の合計ビットコイン保有残高は141.07BTCとなった。今回の購入により、合計保有残高は240BTC(1500万ドル)強に増加することになる。
⚫︎メタプラネット、日本の債務危機受けビットコインに注目
メタプラネットのビットコイン投資は、日本の債務負担の増大と円安をヘッジするための動きである。また、日本の高い政府債務と持続的なマイナス金利はすべて、日本の財務課題を示している。
一方、同社株式は24日に14%近く上昇した。過去1ヶ月では37%上昇している。ビットコイン・トレジャリーによると、最近のビットコイン購入により、同社は世界で30番目に大きいビットコイン保有企業となった。
マイクロストラテジーのビットコイン保有残高22万6331BTCと比べると、メタプラネットの保有量は控えめである。しかし、ビットコインを企業資産に組み入れるというそのコミットメントは、大きな関心を集めている。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/metaplanet-bitcoin-purchase-1-billion-yen-bond-sale.htm
This story originally appeared on cryptonews.com.
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