<今日の仮想通貨市況>全面安、需給悪化を懸念した売りとの見方
5日午前9時15分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=919万円前後(過去24時間比5.5%安)、イーサリアム(ETH)が1ETH=49万4000円前後(同7.4%安)、XRP(XRP)が1XRP=69円前後(同8.5%安)となっている。
4日の主要な暗号資産はほぼ全面安。前日からの売りが継続し、ビットコインは午前中に6万ドルを明確に割り込むとそのまま下値を模索した。夜には5万6000ドル台まで下落し、5月2日以来の安値を更新。いったん下げ渋り、5万8000ドル台半ばまで値を戻したが、朝方から再び売りが強まって押し返された。
破綻した暗号資産交換業者マウントゴックスによる弁済報道やドイツの政府機関による売りなど需給悪化を懸念した売りが再燃しているとの見方があった。一部では、米大統領選でバイデン大統領に代わる民主党の候補者が現れる可能性も意識されているとも報じられている。
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