<今日の仮想通貨市況>堅調、大規模システム障害受け暗号資産に再注目との見方も

86182456_s.jpg

 22日午前9時10分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=1075万円前後(過去24時間比1.7%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=55万8000円前後(同0.7%高)、XRP(XRP)が1XRP=94円台前半(同0.9%高)となっている。

 前週末の主要な暗号資産は上げ基調を強めた。ビットコインは19日夜から20日早朝にかけて上値を追い、一時6万7000ドル台を回復。その後は利益確定売りなどをこなしつつ高値圏を維持した。バイデン米大統領が11月の米大統領選から撤退すると表明すると、一時的にリスクオフの売りが優勢となったが下値は限られ、すぐに切り返すと6万8000ドル台を回復した。

 19日には日本ブロックチェーン協会が政府に暗号資産に関する税制改正要望を提出し。このほか、18日にブラックロックのビットコインETF(上場投資信託)に資金流入が続いていること、韓国で前週のXRPの取引高がビットコインを一時的に超えたこと、マウントゴックスの債権者の一部はビットコインを保有し続けるとの調査結果も話題となっている。

(イメージ写真提供:123RF)