７日午前９時２０分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝８０８万円前後（過去２４時間比０．１％高）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝３５万４０００円前後（同３．０％安）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝７２円台後半（同０．９％安）となっている。

　６日の主要な暗号資産は明確な方向感の出にくい展開となった。日中のビットコインは日本株の急速な戻りを背景に５万６０００ドル台を回復したが、午後には上げ幅を縮小し、夕方に５万５０００ドル割れの場面もあった。夜になると米国株の上昇を受けて持ち直したが５万７０００ドル手前で上値が重くなり、７日早朝にかけては伸び悩んでいる。

　米マイニング企業のマラソン・デジタル・ホールディングスが６日、２２８２ＢＴＣを追加で取得していたことを明らかにした。同社のビットコイン保有量は２万８１８ＢＴＣになるという。

　また、「アジアのマイクロストラテジー」とも称されるメタプラネット<3350.T>は６日に既存株主に対して新株予約権の無償割り当てを行なうと発表した。行使価格は５５５円で、すべて行使された場合は１００億円の資金調達となり、大半をビットコインの購入に充当するとしている。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）