９日午前９時１０分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝９０８万円前後（過去２４時間比１２．２％高）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝３９万５０００円前後（同１５．０％高）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝９０円台半ば（同３．０％高）となっている。

　８日の主要な暗号資産は堅調推移となり、ビットコインは日本時間に５万７０００ドル台を回復。深夜から９日未明にかけて一段高となり、６万ドル手前まで上昇すると、その後はもみ合いとなったが、朝方になって買いの勢いが強まり、６万２０００ドルを回復する場面もみられた。イーサリアムも堅調。ＸＲＰは８日早朝に先行して買われていたため、ＢＴＣやＥＴＨと比較すると過去２４時間比では小幅高となっている。

　国内外の株式市場が落ち着きを取り戻しつつあるなか、暗号資産市場も買い戻しが優勢となったもよう。一方で、一部では米景気の先行き不安からビットコインが「デジタルゴールド」として資産の逃避先に選ばれる可能性を指摘する見方もある。

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