<今日の仮想通貨市況>米BTC現物ETFへの9営業日ぶり資金流入も話題に

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 11日午前9時20分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=817万円前後(過去24時間比0.4%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=33万8000円前後(同0.4%高)、XRP(XRP)が1XRP=76円台後半(同0.4%安)となっている。

 10日の主要な暗号資産は方向感なくもみ合った。ビットコインは朝方に5万7000ドル台を回復。昼すぎにかけては上げ幅を縮小し、夜まで5万7000ドル手前でもみ合う場面が目立ったが、11日未明から買いがやや強まって5万8000ドル前後まで上昇。利益確定売りに上値を抑えられたが、足元では5万7000ドル台で値固めの展開となっている。

 米ビットコイン現物ETF(上場投資信託)が前週6日までに過去最長となる8営業日連続の資金流出となったが、週明け9日に2800万ドル超の資金流入が確認されたことが話題となっている。8日間で約12億ドルが流出したが、市場ではETFの総資産の約3%程度であり、懸念する必要はないとの見方もある。

(イメージ写真提供:123RF)