１０月１日午前９時１５分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝９０９万円前後（過去２４時間比３．０％安）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝３７万４０００円前後（同１．４％安）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝８８円台前半（同３．８％安）となっている。

　９月３０日の主要な暗号資産は軟調推移となった。ビットコインは前週末に６万６０００ドル台を回復したあと利益確定売りをこなしながら高値圏を維持したものの、上値の重さが意識されて３０日朝方から売りが加速して軟化。１日朝方の時点で６万３０００ドルを割り込み、２６日から２７日にかけての上昇分を帳消しにするなど下値を探っている。

　９月３０日は金融庁が暗号資産規制の見直しに着手すると報じられ、話題となっている。現在の資金決済法による暗号資産規制が投資家を保護できているかを数カ月間かけて評価。不十分となった場合は改正や、金融商品取引法に暗号資産を含むことも議論するとしている。同法に暗号資産が含まれると、税率の引き下げなどが期待されるとしている。

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