３０日午前９時２０分現在の暗号資産（仮想通貨）は、ビットコイン（ＢＴＣ）が１ＢＴＣ＝９３７万円前後（過去２４時間比０．１％高）、イーサリアム（ＥＴＨ）が１ＥＴＨ＝３８万円前後（同０．２％安）、ＸＲＰ（ＸＲＰ）が１ＸＲＰ＝９１円台後半（同５．１％高）となっている。

　前週末の主要な暗号資産は底堅かった。２７日は自民党総裁選の結果を受けて暗号資産に対しても円高が進んだことから円ベースでは弱含む場面があったものの、ドルベースではジリ高歩調となり、ビットコインは深夜に一時６万６０００ドル台を回復。その後は利益確定売りに押されて上げ幅を縮めたが、６万５０００ドル台でもみ合うなど下値の限られた展開が続いた。

　自民党の新たな総裁に選出された石破茂氏は、ブロックチェーンやＮＦＴ（非代替性トークン）の活用を政策のひとつの掲げており、石破氏の推薦人にＷｅｂ３プロジェクトチームの平将明議員がいることから、岸田政権時代からのＷｅｂ３を推進する動きは維持されるとの見方がある。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）