ゴールドマン・サックス、ビットコイン担保の融資を貸主に付与したことを確認

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 米投資銀行大手ゴールドマン・サックスは顧客にビットコイン(BTC)を担保とした現金融資を提供している。

 同行の広報担当者によれば、ゴールドマン・サックスは「借り手が保有しているBTCを担保にする」契約で現金を融資していると認めた、とブルームバーグは報じた。

 「構造と24時間のリスク管理のため」、契約は同行にとって「興味深い」ものであると広報担当者は述べ、融資は「ウォール街の暗号資産(仮想通貨)の採用を加速する米主要銀行にとって重要な一歩である」と同メディアは話した。

 借り手の身元や融資額のような融資のさらなる詳細は公開されなかった。

 しかし、ここ数カ月で、ゴールドマン・サックスは暗号資産採用計画を強化している。3月、同社はOTC暗号資産取引関連サービスを提供する米初の主要銀行になるという「発表間近」だと報道は主張した。

 4月初旬、同社はOTC暗号資産オプション取引サービスをイーサリアム(ETH)ベースのオプション契約に拡大した。

 先週、同行は米最大暗号資産交換所のひとつが関わる提携契約に目を付けているとCryptonews.comは報じた。報道によれば、責任者とFTX設立者兼CEO(最高経営責任者)のサム・バンクマン・フリード氏が関与する私的な会談が行われたようだ。

 ゴールドマン・サックスのデイビット・ソロモンCEOが出席したと報じられている会談は、FTXの今後の資金調達ラウンドへの助言や同交換所の株式公開についての問題に焦点を当てたようだ。

 同行は大資本の暗号資産とそれに関するビジネスに方向転換し、デジタルコインに対する以前の立場から脱却したようだ。とりわけ、以前同社は独自のステーブルコインの発行について話していた。しかし、22年1月、同社は現在ゴールドマン・サックス・コインを即座にローンチする予定はないと示唆した。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/goldman-sachs-confirms-it-granted-a-lender-a-bitcoin-backed-loan.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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