インスタグラム、イーサ・ポリゴン・ソラナ・フローのNFTをサポートへ

Instagram113070472_s.jpg

 インスタグラムは、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、ポリゴン(MATIC)、フロー(FLOW)のNFT(非代替性トークン)に対応する計画だ。

 報道によると、インスタグラムが近日中にNFTをサポートし、さまざまなネットワーク上の暗号資産(仮想通貨)アートに対応する。早ければ5月9日にも実証実験が開始される見通しだ。

 マーク・ザッカーバーグ氏は22年、インスタグラムのNFT計画について発表したが、詳細はあまり明かしていなかった。米テキサス州オースティンで開催されたカンファレンス「サウス・バイ・サウスウェスト」で、同氏は近い将来NFTをインスタグラムに導入する予定であることを明らかにした。フィナンシャル・タイムズは、メタがインスタグラムへのNFT導入実験が成功した後、フェイスブックでのNFTの鋳造や所有者グループのメンバーシップ機能に取り掛かる可能性もあるとみている。

●どのようにNFTが統合されるのか

 報道によると、メタはイーサリアム・ソラナ・ポリゴン・フローのNFT導入を計画している。しかし、すべてのブロックチェーンプラットフォームの統合が一度に行われるか、段階的に行われるかはまだ不明である。

 さらに、インスタグラムは暗号資産とNFTを保有するメタマスクなどのウォレットにも対応する。ウォレットを結び付けることで、ユーザーはNFTの所有権を証明したり、プロフィールにNFTを表示したりできるようになる。NFTのクリエイターをタグ付けすることも可能だ。

 ツイッターとは異なり、インスタグラムはNFTの投稿や共有に手数料を設定しない予定。1月にツイッターがNFTの導入を発表した際、ユーザーは六角形のNFTプロフィール画像に手数料を支払わなければならなかった。

●インスタグラムのNFT導入、主流としての普及を加速させる

 世界人口の約13%が利用しているというインスタグラムがNFTに対応することで、全く新しい層のユーザーがこの技術に触れることになる。中には、すでにインスタグラムを利用して作品のプロモーションやマーケティングを行っているクリエイターもいる。今回の動きにより、NFTの主流としての普及が加速すると期待されている。

 同様の動きとして、レディットは最近、NFTの試験的導入を完了した。ユーチューブもコンテンツクリエイター向けのNFTを検討している。

 一方、メタは暗号資産「ザック・バック」の立ち上げに向けた準備も進めているといわれている。そのほか、メタは商標権侵害や同社プラットフォームを利用した暗号資産詐欺への対応を怠ったことに対する訴訟に直面している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coinspeaker.com/instagram-support-nfts/

This story originally appeared on Coinspeaker.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて