<今日の仮想通貨市況>全面安、世界的株安・リスクオフの流れが加速

50286453_s.jpg
 10日午前10時5分現在の主要暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=397万5862円(過去24時間比11.08%安)、イーサリアム(ETH)が1ETH=29万5236円(同10.69%安)、XRP(XRP)が1XRP=64.40円(同13.91%安)など全面安商状となっている。

 9日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の長期化や、中国における新型コロナウイルス感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)強化、米経済のスタグフレーション(景気後退とインフレ高進の同時進行)懸念などを嫌気し、世界的な株安・原油安が進行。総じてリスク資産が売られる中で、暗号資産市場からも資金を引き上げる動きが強まった。

 このほか、SBIホールディングス<8473.T>の子会社で国内中古車等の海外向け輸出事業などを展開するSBI Africaが9日、越境ECサイト「SBI Motor Japan」において暗号資産決済に対応し、BTCとXRPの2通貨から取り扱いを開始すると発表した。越境ECサイトでXRPに対応するのは国内初。暗号資産での送金需要の拡大を見据え、今後も決済対応通貨を増やしていく予定としている。

(イメージ写真提供:123RF)

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて