コインベースは暴落したステーブルコインで訴えられるが、USTではない(今のところ)

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 3番目に大きなステーブルコイン「テラUSD(UST)」が暴落し、原告が何百万ドルの損失をもたらしたと主張する別のステーブルコインGYENの宣伝と取引に対する役割について、コインベースの顧客一団は同暗号資産(仮想通貨)交換所を訴えている。

 今週、北カリフォルニアの連邦裁判所で申し立てられた集団訴訟が示すように、コインベースとGYENの発行者はトークンの安定性について投資家の誤解を招いたことで告訴されている、とブルームバーグは報じた。

 日本企業GMO―Z.com Trust Co.が発行したGYENの価格は日本円の価値に連動していた。しかし報告書によれば、コインベースが同ステーブルコインの顧客への提供を開始した21年11月、同コインは「即座に円と連動されなくなった」と原告は主張している。

 訴訟によれば、投資家は宣伝されたように、同コインの価値は円と同等であると信じていたが、購入したトークンは円より最大7倍以上の価値があった。

 報告書によれば、同コインの価格が暴落すると、同交換所は取引の停止を決定し、「顧客が同資産を売却する能力を制限し、被害を悪化させた」。

 「保証がないことが非常に残念だ。(コインベースは)私たちのGYENの金を奪い、誰も気にかけていない」とユーザーGYEN+coinbasevictimは21年12月ツイッターで主張した。

 一方、コインベースは今週暴落し、現在0.1ドル以下で取引されているUSTアルゴリズムステーブルコインもサポートしている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/coinbase-sued-over-collapsed-stablecoin-but-its-not-ust-yet.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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