コインベースはWeb3機能、ビットメックスはスポット取引開始で新規顧客と収益の獲得狙う
大手暗号資産(仮想通貨)取引所のコインベースとビットメックスは、直接的かつモバイルでのWeb3アクセス、スポット市場などへの関心の高まりから利益を得ようと、顧客獲得を目指して新たな機能を展開している。
計画通り、大手暗号資産デリバティブプラットフォームのビットメックスは、ユーザーがオーダーブックを使って暗号資産の売買・取引を行うことができるスポット取引所を新たに開設する。
「暗号資産はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など人気ポートフォリオの主要通貨、エイプコイン(APE)やアクシー・インフィニティ(AXS)などの新星、ユニスワップ(UNI)やスシスワップ(SUSHI)などのDeFi(分散型金融)関連通貨などで、すべてERC-20規格のテザー(USDT)とペアになっている」とビットメックスは説明している。
ビットメックストークン(BMEX)など、さらなる暗号資産と取引ペアも、今後数カ月のうちにスポット取引所に追加される予定だという。
一方で、コインベースは、同社の新しいDapp(分散型アプリ)ウォレットとDappブラウザを備えたコインベースアプリから、ユーザーが直接Web3にアクセスして探索できる新機能を導入した。当面の間、この機能は一部の限られたアプリユーザーに提供される予定で、対象ユーザーはアプリから直接イーサリアムベースのDappsにアクセスできるようになる。
同社は、「まずは一部の米国ユーザーに、新たなDappウォレットとブラウザの体験をアンドロイド上で公開する。まもなくすべてのユーザーとプラットフォームに拡大する計画だ」と述べた。
新たな機能を利用することで、ユーザーはリカバリーフレーズを管理することなく、Dappを楽しむことができるとされている。
同社によると、「この革新的なDappウォレット体験は『マルチパーティ計算』技術を活用しており、ユーザーはコインベースが安全性の確保を支援する、専用のオンチェーンウォレットを持つことができる」ということだ。
コインベースは、約100カ国で9800万人以上の認証済みユーザーを抱えているという。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて