ビットコインが週間で上昇、金を大幅に上回るパフォーマンス

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 金(ゴールド)が長い間、ビットコイン(BTC)と比較して好調な値動きを示していたが、ビットコインはついに先週、金を大幅に上回るパフォーマンスを見せた。

 ビットコインが金をアウトパフォームした週は、ビットコインにとって好調な1週間となり、4日の1BTC=1万9000ドル強から、8日UTC(協定世界時)14時48分で2万1800ドルと、約13%の上昇を示した。

 同時期における金は、5日と6日に一時急落し、約3.4%下落。伝統的な資金の逃避先である金は、4日の1オンス=1809ドルから記事執筆時には1747ドルに下落している。

 ビットコインが金をアウトパフォームする前、金は22年の大半の期間で、「デジタルゴールド(ビットコインのことを指す)」よりも著しく優れた投資対象であることが証明されていた。

 マクロ的な見通しがほとんど変わらないことを考えると、この週のアウトパフォームがビットコイン上昇の始まりとなるかどうかは、まだ不明である。しかし、一部の観測筋は、同週のビットコイン上昇は、暗号資産(仮想通貨)市場全体のレバレッジ解消のほとんどが終わった結果であるとの見解を示している。

 ギャラクシーデジタルCEO(最高経営責任者)のマイク・ノボグラッツ氏は7日、CNBCのインタビューで、「大規模なレバレッジ解消が起こっていたが、そのほとんどがすでに終わっていると思う」と語った。

 注目すべきは、6月を通してこの2つの資産の相関関係が高まったというシグナルがあったにもかかわらず、このアウトパフォーマンスが起こったということ。

 この相関関係の高まりは、「マクロ経済的な不確実性が広がる中で、すべての資産クラスの相関関係が上昇するというより広範な傾向を示している」と、暗号資産取引所クラーケンは6月の月間市場動向で指摘していた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/bitcoin-outperforms-gold-by-wide-margin-after-strong-week.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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