OKX、マンチェスター・シティとトレーニングウェアのスポンサー契約を締結

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 暗号資産(仮想通貨)取引プラットフォームのOKXは、プレミアリーグ覇者のマンチェスター・シティとスポンサー契約を締結した。同社は3月、同チームと複数年にわたるパートナーシップ契約を締結し、チームの公式暗号資産パートナーとなった。しかし、今回の契約はそれ以上に進展している。

 この新たな契約により、OKXは22年-23年シーズンにおいて、マンチェスター・シティの公式トレーニングウェアパートナーとなる。契約によると、OKXがマンチェスター・シティのトレーニングウェア全体に掲載される。また、同チームの一部スター選手が暗号資産教育コンテンツの作成に参加する予定であるという。

 OKXは、委託ストリートアーティストの「Akse P19」と、「グローバル・ストリートアート・エージェンシー」に依頼し、マンチェスター市内に4つの壁画をデザインしたことも明らかにした。この壁画にはQRコードが掲載されており、ファンがスキャンすると「OKXホスピタリティシート」チケットの抽選に参加することができる。

●共有価値を反映したスポンサー契約

 OKXの使命は、必要な情報や教育を提供することで、責任のある長期的なトレーダーを育成すること。同社のグローバルマーケティング責任者であるハイダー・ラフィケ氏は、マンチェスター・シティとの契約は同社の焦点を反映したものだと話す。

 ラフィケ氏によると、「真の気概と忍耐は、トレーニング場で築かれる」という。同氏は、マン・シティの選手が新シーズンに向けてトレーニングするように、ユーザーがOKXのデモ取引機能を使って実際の取引に向けてトレーニングすることを願っている。また、この契約により、OKXが暗号資産について興味を持っている人たちを教育することができると考えているという。

 シティ・フットボール・グループの最高執行責任者であるロエル・デ・フリース氏は、同様の感想を語っている。

 「OKXとマン・シティは、イノベーションと成功といった価値観で一致しており、両者にとって、すべてはトレーニングや教育から始まる」

●市場の低迷は問題ではない

 興味深いのは、今回の契約が市場の低迷期に行われたということ。多くの暗号資産企業は、自社の価値が下がるのを目の当たりにし、解雇を発表した会社もある。

 例えば、コインベースの株価は約76%暴落。以前は48億ドルで評価されていたブロックファイは、FTX.USと4億ドルで買収契約を結んだ。

 その結果、暗号資産企業によるスポンサー契約は減速している。しかし、ラフィケ氏は、OKXの計画は市場に依存するものではないと主張している。

 「私たちの原則と信念は変わっていないため、OKXによるパートナーとチームへの投資は市場に依存するものではない」と同氏は述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coinspeaker.com/okx-training-kit-sponsorship-manchester-city/

This story originally appeared on Coinspeaker.

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