ビットフィネックスのハッキング容疑者ヘザー・モーガン氏、月収1万ドル超の職に就く許可を得る

13444155_s.jpg

 暗号資産(仮想通貨)取引所ビットフィネックスから盗まれた45億ドル相当のビットコイン(BTC)をマネーロンダリングした罪に問われているヘザー・モーガン氏が、裁判の進行中に新たな職を探すための許可を裁判所から得た。

 ブルームバーグの報道によると、米国の裁判官は「合法な職に就き月収1万ドル超を得る」ために公判前釈放の条件を変更してほしいというモーガン氏からの申出を承認したという。

 自身を「ウォールストリートのクロコダイル」と呼び、ラズルカーンというラッパーネームを使っているモーガン氏は、夫のイリヤ・リキテンシュタイン氏と共に、有名なビットフィネックスのハッキングで盗まれた45億ドル相当のビットコインのマネーロンダリングを企てた罪に問われている。

 報じられている通り、自称「連続企業家」デュオの両氏は2月上旬に逮捕され、当初ニューヨークの裁判官が保釈を認めていたが、その後ワシントンの裁判官が却下していた。しかし2月中旬にはワシントンの裁判官がモーガン氏の勾留を解き、夫の保釈は拒否した。

 報道によると裁判官は当時、両者が逃亡する動機は「著しく強まっている」と述べ、夫に管理されていたため盗まれた暗号資産にアクセスできなかったとされるモーガン氏よりも「リキテンシュタイン氏のほうが能力も技術もあったことが証拠から強く示唆される」としていた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/bitfinex-hack-suspect-heather-morgan-cleared-to-seek-job-and-get-paid-over-usd-10k-a-month.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて