Ｅｐｉｃ　Ｇａｍｅｓ設立者かつＣＥＯ（最高経営責任者）のティム・スウィーニー氏は同氏の会社はユーザーに決定を押し付ける気はないと認めた。

　ＮＦＴ（非代替性トークン）コミュニティに訴える動向として、Ｅｐｉｃ　ＧａｍｅｓはＮＦＴを禁止しないと発表した。水曜日にマインクラフトの開発者マイクロソフトのＭｏｊａｎｇ　ＳｔｕｄｉｏｓがＮＦＴの禁止を決定した後に続く動向である。決定は排除のリスクやＮＦＴに関連する詐欺に基づきなされたとマインクラフトは話し、これらすべてはゲームの指針に反する。

・「後には続かない」とＥｐｉｃ　ＧａｍｅｓのＣＥＯは認める

　一方、　Ｅｐｉｃ　Ｇａｍｅｓ設立者かつＣＥＯのティム・スウィーニー氏は同氏の会社はユーザーにそのような決定を押し付ける気はないと認めた。同氏のコメントはツイッターユーザーがＥｐｉｃ　Ｇａｍｅｓはマインクラフトの例に倣うと示唆するコメントに続いた。ＤｉｃｋｌｅｓｓＲｉｃｈａｒｄと自称するユーザーはスウィーニー氏にストアからＮＦＴがあるゲームは一つ残さず削除するよう求めた。

　スウィーニー氏は毅然とそれはないと応答した。同氏は以下のように記した。

　「開発者はどのようにゲームを構築するか自由に決定できるべきで、あなたはそのゲームをするかどうか自由に決めることができる・・・私たちは絶対削除しない」

　しかし、注目すべきはスウィーニー氏の会社はＮＦＴを推奨しているわけではないということだ。世界的に有名な大乱戦ゲーム「フォートナイト」の製作者はこの件に関して中立的であることを望んでいる。

・ゲーミングは同じではないかもしれない

　とりわけ、Ｍｏｊａｎｇ　ＳｔｕｄｉｏｓのＮＦＴ禁止の影響をゲーム界ですでに感じることができる。また、禁止の矢面に立っている主要プロジェクトがすでにＮＦＴ界にある。しかし、これはマインクラフトのオープンソースサーバーのひとつに構築されているからという事実に他ならない。

　禁止のニュース以来、コミュニティ中心のプレイトゥアーン（Ｐ２Ｅ）プラットフォームのＮＦＴのフロアプライスは著しく下落している。発表時点では、フロアプライスは３．３３イーサリアム（ＥＴＨ）から１．０１ＥＴＨに下落。また、ネイティブトークンのＮＦＴ　Ｗｏｒｌｄｓ（ＷＲＬＤ）は５５％まで下落している。

　Ｍｏｊａｎｇの発表後、ＮＦＴ界のチームが何をするつもりかは明らかではない。しかし、選択肢はゲームファイプラットフォームへの移行を含む。問題の解決策を考案している最中であるとチームは認めた。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）

https://www.coinspeaker.com/epic-games-against-banning-nfts/

This story originally appeared on Coinspeaker.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
ＸＲＰ詳細ページ
ＩＣＯレーティングについて