テラ共同設立者ダニエル・シン氏の自宅を検察が捜査、ド・クウォン氏はツイッターに復帰

11480689_s.jpg

 「テラ(LUNA)事件」の調査の一環として、韓国検察当局の最近の15店舗強制捜査で、職員はテラフォームラボの共同設立者ダニエル・シン氏の家宅捜索を行った。

 検察はテラフォーム階層の上層部の人物に関する証拠を調べていると広く報じられている。報道によれば、現在、職員はシン氏の共同設立者ド・クウォン氏が22年5月にテラエコシステムのコインの暴落を「意図的に引き起こした」という主張を捜査している。

 以前報じられたように、7月20日韓国標準時間午後5時30分(協定世界時午前8時30分)、検察はアップビット、コインワン、ビッサムを含む少なくとも7つの暗号資産(仮想通貨)交換所の捜索を開始した。

 捜索は夜通し行われ、職員が押収した資料の大きな箱とともにソウルの複数の店舗から立ち去るところが撮影された7月21日の午前まで終了しなかった、とチャンネルAは報じた。

 強制捜査はソウル南部地方検察庁の金融・証券犯罪合同捜査団によって行われた。

 そして、Newsis、国民日報、他によれば、検察はシン氏のソウルのソンス地区にある自宅の捜索を行った。シン氏は韓国で決済プラットフォームChaiとオンライン商取引プラットフォームTMONの設立者としても有名である。

 また、検察は以前テラフォームと提携契約を結んだChaiの本社も捜索した。

 現在と以前の従業員によれば、検察は重要なテラネットワークプロジェクトに取り組んでいた開発者チームKernel Labsの事務所も捜索した。Kernelとテラフォームは「実質的に同じ会社」と話す従業員の話が伝えられた。

 FLEXE Corporationという名前の謎めいたいわゆる「ペーパーカンパニー」にも、韓国放送局KBSが同社の詳細を暴露した数日後に捜索が入った。

 検察はヴァージン諸島拠点の「ペーパーカンパニー」を通して、FLEXEとテラフォームのシンガポール本社の間で「疑わしいキャッシュフロー」があったと主張した。

 クウォン氏はFLEXEの書類上、同社の単独業務執行取締役として記載されている。

 一方、(現在、シンガポールに拠点を置いている)クウォン氏は批判する人たちにツイッターで反論した。あるツイッターユーザーが冗談で「ド・クウォン氏のくだらない投稿」は毎回「500のいいね」をもらうという事実を嘆いたとき、同氏は「もっと上を目指す」べきだと切り返した。

 別のユーザーがクウォン氏は「現在、貧乏」なのか尋ねると、同氏は「どん底だ」と返答した。

 別のユーザーは遊戯王のキャラクターの写真付きでクウォン氏をからかい、テラフォームCEOから辛辣な返答をもらった。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/prosecutors-raid-home-of-terra-co-founder-daniel-shin-as-do-kwon-returns-to-twitter.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて