SHIBが4週連続で上昇、レイヤー2ソリューションの発売迫る

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 シバイヌ(SHIB)やドージコイン(DOGE)などのミームコインが市場で上昇しつつある。特にシバイヌが際立っており、暗号資産(仮想通貨)時価総額上位100種の中で過去1週間3番目に好調なコインとなっている。

 15日の記事編集時点(UTC(協定世界時)9時25分)で、シバイヌは1SHIB=0.00001569ドルで取引されており、24時間で0.4%、1週間で30%上昇している。一方ドージコインは1DOGE=0.076ドルで、1日間では4%下落しているが1週間では10.5%上昇している。

 シバイヌは21年10月の史上最高値からまだ約82%下落、ドージコインは21年5月の史上最高値から90%近く下落している。

 特にシバイヌは現在4週連続で上昇しており、21年9月から10月の大幅上昇以来、最長の連騰となっている。シバイヌが1SHIB=0.000015ドル越えで取引されるのは22年5月11日以来だ。シバイヌは当時、ビットコイン(BTC)やその他多くの暗号資産が暴落する中この水準を割り込んでいた。

 また、ドージコインも先週、22年4月以来となる4週連続の上昇を記録した。ミームコインの上昇は説明が難しいことで知られているが、イーロン・マスク氏のボーリング・カンパニーがラスベガスに新たに開設した輸送ステーションの利用者からのドージコイン支払を受け入れる予定であることが、ドージコイン周辺の盛り上がりの一因かもしれない。

 シバイヌについては、シバリウムというシバイヌ・エコシステムのレイヤー2ソリューションの公開が近付く中、大きく上昇している。

 シバリウムのパブリックベータ・テストネットは22年第2四半期末に公開される見込みだ。一方、専用メタバース及びシバイヌNFT(非代替性トークン)エコシステムは22年第4四半期に予定されている。

 その1つが、シバ・エターニティというゲームで、ツイッターに投稿されたスクリーンショットによると、これはアクシー・インフィニティのような人気の遊んで稼げるゲームに類似したオンライン版のカードベースの対戦ゲームになるようだ。

 さらに、シバイヌの主任開発者であるシトシ・クサマ氏は以前、エコシステム拡大の一環としてのSHIという分散型ステーブルコイン計画に言及している。

 ソーシャル・トレーディング・プラットフォームのアルファ・インパクトのヘイデン・ヒューズCEO(最高経営責任者)によると、ミームコインの上昇は通常の個人投資家が再び暗号資産市場に引き寄せられていることを示している。

 ヒューズ氏は15日のコメントでブルームバーグに対し、「ドージコインとシバイヌの両者が週末に吹き上げたことは、個人投資家が戻ってきた明確な証拠だ」と語った。

 この週末、シバイヌ・コミュニティ関連のツイッターアカウントからは、喝采し祝福するムードが感じ取れた。複数の情報源によると、ユーザーらはシバイヌが時価総額でドージコインを上回ったことを祝福していた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/most-popular-dog-coins-rise-for-4-consecutive-weeks-as-major-shiba-inu-development-nears.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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