ウズベキスタンが国外暗号資産取引所へのアクセスを遮断:バイナンス、クラーケン、FTX、フォビが含まれるとの報道

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 ウズベキスタン政府が、国民を「詐欺師」から保護する必要があるとして、国外に拠点を置く無認可の暗号資産(仮想通貨)取引所へのインターネットアクセスを遮断した。

 ウズベキスタン政府が公表した声明によると、同国の国民にサービスを提供する国外暗号資産取引所の活動が活発化しており、それらの企業はサービス提供に必要な認可を取得していないという。

 ロシアの報道機関スプートニクがこのニュースを報じ、ウズベキスタンでは既にバイナンス、クラーケン、FTX、フォビ・グローバルなどの人気取引所を含む8社の国外暗号資産取引所へのアクセスが遮断されたと記した。

 これまでにウズベキスタンで認可を取得した国外暗号資産取引所は、19年に認可を得た韓国のコベア・グループのみだという。

 NAPP(国家将来プロジェクト庁)は声明の中で、無認可の企業は「暗号資産取引について法的責任がなく、取引の正当性やウズベキスタン共和国国民の個人情報の適切な保管及び機密性保持が保証できない」と警告した。

 この声明によると、結果としてこれらの企業のウェブサイトへのアクセスは現在遮断されている。インターネットアクセスの遮断は、ウズベキスタンの法律の下で取引所を運営するための「認可を得ていない」すべての暗号資産取引所に適用される。

 これに代わり、23年1月1日からは、ウズベキスタンの個人と企業は現地の規制に従った国内サービス提供会社を通じて暗号資産を扱うことができるという。

 ウズベキスタン政府は続けて国民に対し、国外の暗号資産取引プラットフォーム利用の危険性を警告し、個人情報が「詐欺師」に流出しないよう警戒すべきだと述べた。同政府はまた、規制に違反して営業している会社を知っている人は警察に通報するよう付け加えた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/uzbekistan-blocks-access-to-overseas-crypto-exchanges-binance-kraken-ftx-huobi-reportedly-included.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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