韓国の電気通信大手LGU+、NFT分野への進出深める

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 韓国有数の電気通信事業者であるLGU+が、暗号資産(仮想通貨)およびブロックチェーン分野へのさらなる進出を試みる中、新たなNFT(非代替性トークン)を9月に発行する予定だ。

 マネー・トゥデイ及び朝鮮日報によると、LG企業帝国の一員である同社は、ムーノというタコのような自社アニメキャラクターを使った新たなコレクションを発行する予定だ。5月に発行された最初のコレクションはカカオが設立したクレイトン・ブロックチェーンを介してオープンシー・プラットフォームでリリースされ、わずか2秒で完売した。

 最初のコレクションでは各曜日を楽しんでいるムーノのキャラクターを題材とし、200枚のトークンが配付された。2つ目のコレクションはさらに大規模となり、1000枚のトークンが発行される予定だ。これらは会社員のムーノとその「平日」の間に「変化する感情」を題材とする、と同社は述べた。

 同社は、この販売で受け取るクレイ(KLAY)トークンは全て慈善団体に寄付すると付け加えた。この新たなNFTのうち100枚は「マーケティング目的」で同社が保持し、残りの900枚は9月5日の2度のセールで販売される予定だ。最初の販売期間は午後7時から午後9時で、300枚が販売される。最後の600枚は午後10時から深夜にかけて販売される。

 同社はまた、トークンを5枚購入した人はテーマ―パークのレゴランドのチケットを、セットをコンプリートした人はムーノのおもちゃを獲得できると付け加えた。

 LGU+は、今後数カ月間でNFT関連の事業を拡大する予定だとし、人気のクレイトン・ブロックチェーンのNFTコレクションであるシャイ・ゴースト・スクワッド及びアニマル・パンクスの立案者とのコラボレーションの詳細を間もなく明らかにすると発表した。

 LGU+は、他のLG企業2社(LGエレクトロニクスおよびLGインターナショナル)と共にクレイトン・ガバナンス評議会のメンバーを務めている。

 以前報じられた通り、韓国国内のメディアは、近年複数の暗号資産関連ソリューションを試験しているLGが独自トークンの発行を計画している可能性も示唆している。LGU+の最大のライバルであるSKテレコムを有するSKは既に、子会社のSKスクエアを通じて22年内にコインを発行する予定だと発表している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/south-korean-telecoms-giant-lgu-moves-deeper-into-nft-space.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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