<今日の仮想通貨市況>BTC、欧州エネルギー危機で軟化も足元では買い戻し優勢

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 5日午前9時10分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=280万8000円前後(過去24時間比1.0%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=22万2000円前後(同1.8%高)、XRP(XRP)が1XRP=46.5円前後(同1.0%高)となっている。

 米8月雇用統計が強弱入り混じる内容だったため、方向感の乏しい展開となった。前週末のビットコインは日中に2万ドル台で推移したが、米8月雇用統計を受けて一時上げ幅を拡大したもののすぐに失速し、3日未明に2万ドルを割り込んだ。ロシアによる主要ガスパイプライン「ノルドストリーム」の稼働停止を受けた欧州でのエネルギー危機の深刻化がリスクオフの売りを誘ったとの見方もある。

 その後は上値の重い展開となったが、1万9000ドル台半ばまで下落したところで下げ止まった。同水準は8月下旬から短期的な下値メドとして意識されており、足元では買い戻しが優勢となっている。

(イメージ写真提供:123RF)

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