BTCが強気サイン、取引所からの流出が著しく増加

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 ビットコイン(BTC)が再び強気のサインを示しており、暗号資産(仮想通貨)取引所から個人ウォレットへの流出が大幅に増加している。

 暗号資産分析プラットフォームのCryptoQuantで公開された記事では、取引所からの流出が「顕著」で、「数カ月で最高額」であると指摘されている。過去3日だけで6万1000BTC以上が流出しているという。

 「数カ月の(価格の)低下の後、これは市場に需要が戻ってくるという兆候である」とmaartunnというユーザーによって書かれた記事は主張している。

 取引所からの流出は、投資家が資産に長期的な確信を持っており、短期的に再び売却する計画がないということを示しているため、一般的に暗号資産価格に対して強気の傾向として見られている。反対に、取引所への流入は、投資家が自身を失い、資産を売却するために取引所に移している兆候であり、弱気傾向としてみなされる。

 一方、取引所で保有されるビットコイン残高も、8月初めに急増した後、ここ数カ月は減少傾向にある。

 コイングラスのデータによると、ビットコイン残高が最も大幅に減少したのは9月29日から10月1日の間で、主要取引所全体で214万BTCから208万BTCに減少。他の条件が同じである場合、取引所のビットコインが減少することは、価格に対して強気であると考えられる。

 過去には、取引所でビットコイン残高の減少した理由として、いくつかの説が議論されたことがある。関係者の中には、OTC(店頭取引)を1つの説明として挙げるもの人もいれば、ビットコインのクジラの増加は、保有する通貨を完全にコントロールすることを好む大口保有者が増加しているということを示していると指摘する人もいる。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/bitcoin-showing-bullish-signs-exchange-outflows-see-significant-uptick.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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