<今日の仮想通貨市況>BTC、米金融引き締めペース鈍化観測後退も2万ドル台回復

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 6日午前9時15分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=292万円前後(過去24時間比0.1%安)、イーサリアム(ETH)が1ETH=19万6000円前後(同0.1%高)、XRP(XRP)が1XRP=71円前後(同2.9%高)となっている。

 5日は夕方まで底堅く推移したが、米9月ADP雇用統計や米9月ISM(サプライマネジメント協会)非製造業景気指数が市場予想を上回ったため、米金融引き締めペースの鈍化観測が後退。BTCが2万ドルを割り込むなど売りがやや強まる場面があった。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、BTCもすぐに2万ドル台を回復した。

 XRPは前日未明に急上昇。夕方にかけては上げ幅を縮めたが、調整が一服したあとは持ち直しの動きをみせた。一部で、SEC(米証券取引委員会)との裁判をめぐり、リップル社を支持する企業が増えていると報じられている。

 このほかでは、ロシアが暗号資産取引所のOKXへのアクセスをブロックしたことや、マスターカードが暗号資産取引の安全性を高めるためのソリューションを発表したことなどが話題ととなっている。

(イメージ写真提供:123RF)

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