決済企業ブロック、課題高まる中もマイニング部門の採用開始

91205300_s.jpg

 決済企業ブロック(旧スクエア)は、マイニングチームとウォレットハードウェア事業を強化するため、人材を募集している。ネットワーキングプラットフォームのリンクトインに最近掲載された求人情報によると、同社はビットコイン(BTC)マイニングポリシー、コミュニケーション、パートナーシップ部門の指導者を募集している。

●決済企業ブロック、マイニングチームの拡大に注力

 22日にブロックが掲載した求人広告によると、同社は「テストハブ・リード」を雇用する意向だという。同社はまず、マイニングチームが開発に取り組んでいる製品について説明している。ビットコインマイニング機器、ビットコインマイニングASIC(特定用途向け集積回路)、関連システム、ソフトウェア、インフラストラクチャーなどである。

 このテストハブは、ブロックのマイニングハードウェアをホストする。つまり、「テストハブ・リード」は、ハードウェアやソフトウェアのテストを監視するだけではなく、マイニングシステムのパフォーマンスも監督することになる。

 マイニングについても、ブロックは製品およびエンジニアリングに関する人材を募集している。同社によると、採用者は次世代のマイニングASIC開発に携わっていくとのこと。さらに、同社初のマイニング機器の開発し、将来的には製品ラインも担当することになる。

 一方、ブロックのマイニングに対する関心は、特にこの時期、興味深いものである。同社は、マイニング課題が高まる中でも、マイニング分野への関心を深めている。エネルギー価格が上昇し、ビットコインが下落し続ける中も、同業界の企業の利益率は大きく減少している。

●DeFiに大きく期待

 マイニング以外では、ブロックはハードウェアウォレット事業でも人材を求めている。この事業は、この春に発表されたばかりだ。現在、同社はウォレットのデザインに焦点を当てたポジションも複数募集している。

 ブロックは間違いなく、DeFi(分散型金融)に大きな期待を寄せており、それに関していくつかの動きを見せている。例えば、10月初めに同社のDeFi部門がサークルと結んだステーブルコインパートナーシップなどである。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coinspeaker.com/block-recruiting-mining-challenges/

This story originally appeared on Coinspeaker.

最新記事
ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ