マイクロストラテジー創業者が4280万ドル分のBTCを新たに購入
ソフトウェア会社マイクロストラテジーの創業者で元CEO(最高経営責任者)のマイケル・セイラー氏が、ビットコイン(BTC)に新たに約4280万ドルを投資し、同通貨への強気の姿勢を示し続けている。
同社はSEC(米証券取引委員会)への最新の提出文書の中で、手数料と諸経費を含めて平均1BTC=約1万7871ドルで約2395ビットコインを現金で購入したことを明らかにした。
また、この文書によると、同社は税金を最適化するためにこの1週間で一部の暗号資産を売却している。
「マイクロストラテジーは22年12月22日、手数料と諸経費を差し引いて平均1BTC=約1万6776ドルで約704ビットコインを売却し、約1180万ドルを現金で受け取った。マイクロストラテジーは、現行の連邦所得税法で可能な範囲でこの取引による売却損を過去の売却益に繰り戻す予定で、これにより税金が軽減される可能性がある」とのことだ。
同社によると、「マイクロストラテジーは22年12月24日、手数料と諸経費を含めて平均1BTC=約1万6845ドルで約810ビットコインを購入し、約1360万ドルを現金で支払った」という。
マイクロストラテジーは、上述の取引を経て、子会社を含めた保有ビットコインは22年10月31日時点の約13万ビットコインから22年12月27日時点の約13万2500ビットコインへと、2500ビットコイン増加したと述べた。
提出文書によると、「22年12月27日時点でマイクロストラテジーとその子会社が保有する約13万2500ビットコインは総額約40億3000万ドルで取得されており、手数料と諸経費を含めた平均購入価格は1BTC=3万397ドルだった」という。
マイクロストラテジーの創業者である同氏は過去数年間、ビットコイン強気派としての地位を築き、自身のプラットフォームが暗号資産(仮想通貨)を宣伝し他の企業家に暗号資産への投資を推奨することで利益を得てきた。同氏は10月、ビットコインは「全ての利害関係者を平和的活動、合理的行動、生産的産業に集中するよう」調整し得る唯一の通貨だと述べた。
セイラー氏は12月14日のツイートでビットコインの設計を支持する発言をし、イーサリアム(ETH)などのPoS(プルーフ・オブ・ステーク)プロトコルに基づくトークンより優れていると断言した。
ビットコインは「安定的で、頑健で、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)とASIC技術の進歩に基づいて時が経つにつれより安全で効率的になるよう設計されている。PoSプロトコルはその脆弱な設計により、本質的に不安定で、非効率的で、不透明で、リスクが高い」と同氏は述べた。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
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