ベテランの暗号資産投資家、次のビットコイン強気相場の条件語る

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 次の強気市場は23年から26年の間に来る可能性があると暗号資産(仮想通貨)業界に長年携わるエリック・ボールヒーズ氏は示唆したが、マクロ経済環境と人々の考え方に変化が必要となる。

 暗号資産交換所シェイプシフトの設立者かつCEO(最高経営責任者)のボールヒーズ氏は、ポッドキャスト「バンクレス」の1月2日に発表されたエピソードのゲストであった。

 ボールヒーズ氏はいつ次の強気相場や史上最高値が来るかという質問に答え、10年後ではないと冗談で言い、バーベキューのときに「暗号資産卒業生」の友達といつ市場が回復するかについてよく話すが、みんないつも間違っていると付け加えた。

 しかし、同氏は次のように述べた。

 「強気市場が来るのに10年かかれば、おそらくすべて失敗に終わる。(中略)6カ月から3年の間に来ると推測する」

 強気市場が戻ってくるには、ある種の事々が順番に起きる必要があるとボールヒーズ氏は示唆した。また、「人々の考え方が変わり始め、投機の周期が戻ってくるには」ある程度の時間が必要である。

 CEOは以下のように述べた。

 「マクロ経済環境にも大きく関わっている。利子が高くあり続ければ、金融情勢は厳しく、向かい風となる。しかし、(中略)23年初期から中期にかけて変化が起こり始める。夏までビットコイン(BTC)が約4万ドルであってもまったく驚かない。現在から約2.5倍であり、素晴らしい回復だ」

・留意すべき強気と弱気市場の教訓

 ボールヒーズ氏は強気市場と弱気市場両方について共有すべき教訓と忠告がある。それぞれの周期の間に毎回見られる共通の特徴だ。

 暗号資産特有のものではないが、「強気市場が起これば、人々の懐疑的な態度や判断がはるかに低下し」、なんでも受け入れると同氏は話した。これが「すべてのくだらない考えが良い考えと同じくらい金を集め、分別を失い、誰もがすべてのことから金を稼ぐときだ」と同氏は話した。

 したがって、ボールヒーズ氏は次のように警告した。

 「強気市場の間、正気で居続けることを覚えておくことは物事が実際役立つか、それともくだらないのか自分自身に尋ねることを意味する。(中略)多数派はすべてに参入するため、多数派には従うな」

 また、弱気市場では、人々は「あまりにも弱気で、すべてをはねつける」。技術は強気市場と弱気市場の間で突然変わるわけではなく、どちらも同じように機能する。否定的になるのはユーザーの意見であることを意味する。

 弱気市場のアドバイスは購入し強化することだが、「人生を楽しむことを覚えておくことだ。暗号資産がすべてではない」と同氏は話した。

 ボールヒーズ氏は細部にとらわれて全体を見ないことがないよう警告し、今この瞬間目にしていることは改革だと述べた。同氏は以下のように話した。

 「一歩下がって、自分が関わっていることを誇りに思うべきだ。機能した革命はすべての人が機能すると自信を持っていたわけではない。不確実の間に前進すると、ある日『うまくいった。でも起こらないと心配していたからすべてを見逃した』ことに気付く。今改革の最中にいることを認識すべきだ。弱気市場の最中にいる。(中略)ここにいる間、認識することなく見逃してはいけない」

 両市場で最も基本的な教訓は極端に走る代わりに、物事への見識を確認し、広い視野で見ることで中央にとどまることだ。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/early-crypto-investor-erik-voorhees-says-next-bitcoin-bull-market-will-start-when-happens.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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