スペイン立法議員、政治家を辞めてビットコインの第一人者に

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 スペインの立法議員は議会と自身の政治キャリアを捨て、代わりにビットコイン(BTC)、アルトコイン、ブロックチェーン第一人者になる計画だ。

 CriptonoticiasとABCの報道によれば、民衆党の前総書記テオドロ・ガルシア・エヘア氏は議会を去り、下院議員としての役割を辞任すると記者発表で報道記者に話した。

 代わりに、同氏はBTCと他のトークンの普及努力を助けることと出版キャリアに焦点を当てるとほのめかした。

 自身の撤退の理由を説明し、「暗号資産経済:ビットコインの先にー新金融システムでの機会」と名付けられた本の出版も発表した。

 ガルシア・エヘア氏はまず12年1月にムルシアで議会に選ばれ、民衆党で「ナンバーツー」の役割にのし上がった。

 22年7月、下院の道路安全委員会の議長に任命された。

 「政治から身を引く」とガルシア・エヘア氏は付け加えた。「専門分野である暗号資産に焦点を当てた私的な活動に完全に専念する」つもりだとABCは報じた。

・スペイン立法議員:なぜ政治を暗号資産と取り換えるのか

 ガルシア・エヘアは過去12カ月、政治生活から距離を置き、投票に参加することが厳しく必要とされているときだけ議会に出席し、「制裁措置を受けることを避けている」と同メディアは指摘した。

 民衆党の一員であり続けるとガルシア・エヘア氏は述べた。したがって、私的な立場で「スペイン人に対応可能である」と話した。

 本の出版社によれば、ガルシア・エヘア氏の本はBTC、他のトークン、ブロックチェーン技術に焦点を当てている。

 本の推薦文には以下のように書いてある。

 「多くの人にとって、暗号資産はBTCへの投資だけである。しかし、暗号資産ははるかにそれ以上のものだ。ブロックチェーン技術の到着、分散型金融(DeFi)とウェブ3の開発は前例のないツールとなっている」

 スペインで暗号資産の認知は76%に上昇している。同国の不動産部門は暗号資産取引への関心をますます強めている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/spanish-lawmaker-turns-back-politics-become-bitcoin-guru.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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