ビットコイン・スタンダードの著者、経済戦略でエルサルバドルに助言
著名な経済学者で「ビットコイン(BTC)・スタンダード」の著者であるサイファディーン・アモウズ氏がエルサルバドルのONBTC(国家BTC局)の経済顧問として起用された。
ONBTCはアモウズ氏が経済顧問として同局に参加することを5月30日のツイッターのスレッドで公表した。エルサルバドルは暗号資産(仮想通貨)の活用を継続し、同氏は大統領とONBTCに助言を提供する。
アモウズ氏はBTCやライトニングネットワークのコードの学習に興味のあるエルサルバドル人のための開発プログラムCUBO+に参加するため、エルサルバドルにいた。
その後、同氏はナジブ・ブケレ大統領と面会し、「経済的自由政策の並外れた利点に関する自身の意見を共有した」とONBTCは話した。
「オーストリア人の経済学者、ベストセラーの著者、有名なビットコイナーとして、サイファディーン氏はマックス・カイザー氏とステイシー・ハーバート氏を含むブケレ大統領のBTCチームの素晴らしい増補となる。同氏は様々な経済政策に関する事項に対して助言する」
アモウズ氏は顧問として支払いは受けない。
・アモウズ氏はエルサルバドルのBTC戦略に支援を示す
地元新聞社との最近のインタビューで、アモウズ氏はエルサルバドルは革新の中心地となる可能性があると述べ、同国のBTC戦略に自信を示した後、今回の発表があった。
また、投資家を同国に引き寄せることになったナジブ・ブケレ大統領のテクノロジー企業に対する非課税政策を称賛した。
「5年から10年でエルサルバドルの負債がなくなる可能性」を確信しているとBTC権威者は主張した。また、同国は「革新の中心地になる可能性が高い」と話した。
ナジブ・ブケレ大統領が有名なビットコイナーであるステイシー・ハーバート氏とマックス・カイザー氏と協力して22年後半にエルサルバドルのONBTCを設立した。
エルサルバドルの法令49番を通じて、ONBTCは「暗号資産に関するすべての事柄」を管理している。
エルサルバドルは21年にBTCを法定通貨にし、同年後半に刷新的なBTC公債をローンチし、暗号資産戦略の先駆者である。
中央アメリカの小国でのBTC採用についての報道は、軌道に乗るのに時間がかかっているという示唆があり、賛否両論だ。
政府が発表した数字によれば、暗号資産はエルサルバドルへのすべての送金の2%以下を占めている。
多くが海外拠点のエルサルバドル人からである送金は同国の主要な収入源である。
実際、同じ理由で、BTCは送金の送り手と受け手により多くの選択肢と利便性を提供すると政府は約束した。
同国は主に海外からBTC送金を行うために設計されたBTC専用アプリさえローンチした。しかし、22年のデータは当初アプリをダウンロードした10人のうち2人だけが今もアプリを利用していると示した。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/bitcoin-standard-author-advise-el-salvador-economic-strategy.htm
This story originally appeared on cryptonews.com.
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