フランスの不動産業者、暗号資産決済契約を締結

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 フランスの不動産業者が国内の暗号資産(仮想通貨)決済プロバイダーと提携契約を結んだ。暗号資産商業を活用する国になる可能性がある。

 一部報道によれば、このフランスの不動産業者であるApsysはショッピングモール全体で顧客に暗号資産を利用した支払いを許可する。

 同社はフランスのトゥールやカーン、サン=テティエンヌでショッピングモールを運営している。

 同契約は携帯暗号資産決済ソリューションプロバイダーLyziが関与し、顧客はモールのレストランやアウトレットでの決済で、Lyziのアプリからデジタルギフトカードを購入するために暗号資産を利用する必要がある。

 しかし、顧客はロイヤルティポイントシステムと「キャッシュバック」の類のボーナスを通して、暗号資産の利用を奨励される。

 Lyziのテクノロジーはモールの店頭決済端末を通して、暗号資産ギフトカードを法定通貨へ換金する。

・暗号資産決済、フランスでの普及が進行中か

 同不動産業者はすでに暗号資産決済採用の意図を示している。

 約1年前、フランスの首都にある同社のショッピングモールがギフトカードの暗号資産決済の受け入れを開始すると発表した。

 再度、Lyziが関与するこのの契約で、買い物客は暗号資産を利用して自分自身や友達にギフトカードを購入することができるとApsysは説明した。

 ギフトカードはモールのすべての店舗やレストランで有効であると同社は述べた。

 また、同社はプレゼントイベントでギフトカードを宣伝し、約550ドル相当の暗号資産を顧客にプレゼントした。

 モールは一時的な暗号資産ポップアップブースも歓迎した。

 最近、Lyziは国境を越えてベルギーでも取り上げられている。6月初旬、同社はフランスのファーストフードチェーン店ブラックアンドホワイトバーガーのベルギー部門と提携した。

 この契約で、ブラックアンドホワイトバーガーのベルギー店舗すべてが「70の暗号資産」での支払いを受け入れることとなった。

 暗号資産で支払う顧客は法定通貨で支払う顧客には利用不可能な限定ハンバーガーを購入することができる。

 23年、パリの主要薬局も暗号資産決済の受け入れを開始した。

 また同年、バーガーキングのパリ支店は暗号資産決済を受け入れる携帯の充電ステーションをローンチした。

 そして、決済端末メーカー国内大手インジェニコは2月にバイナンスのフランス部門と暗号資産決済契約を締結した。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/french-real-estate-firm-signs-crypto-pay-deal-adoption-rise.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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