ブラジルの病院、同国内で初めて暗号資産決済に対応

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 ブラジルのリオグランデ・ド・スル州の病院が、同国で初めて暗号資産(仮想通貨)決済に対応した。

 ブラジルのメディアであるライブコインによると、この病院はロランテ市の大規模総合病院であるFHR(ロランテ病院財団)だ。

 FHRは、同市で最も歴史ある病院である。

 FHRの患者は現在、医療費の清算、外来療養の支払い、医薬品の購入に暗号資産を利用できる。

 同市の人口は約2万2000人だが、既に暗号資産採用のちょっとした人気地帯になっている。ライブコインは、同市の商店とサービス事業者約120店が、ビットコイン(BTC)やその他の暗号資産での支払いに対応しているとした。

 ロランテ市は「ブラジル最大の暗号資産採用の中心地」となった、と同紙は主張した。

 同市のホテル、観光会社、ハングライダー会社が既にビットコインを含む様々なトークンに対応している、と同紙は記した。

 ビットコイン支持者であるbitcoineaquiというアカウントのインスタグラムのリールでは、ブラジルでの様々なビットコインの使用例が示されている。

 ロランテ市は州都のポルト・アレグレ市から100キロメートル足らずの位置にあり、ポルト・アレグレ市は22年にビットコイン・ピザ・デーを市のカレンダーに追加した、と同紙は記した。


●ブラジルでビットコイン及びアルトコイン支持者が活動開始

 同州では多数のビットコイン支持者が活動を始めており、「リオグランデ・ド・スル州におけるビットコイン利用推進」のための「イニシアチブ」が立ち上げられているという。

 これらの「いくつか」は「商業目的の決済手段としてのトークンの促進」を目指している。

 6月には、複数の銀行カード発行会社が、この地域全体において店舗で暗号資産決済を利用するラテンアメリカの顧客が増加したと主張した。

 一部の人々は、同地域で長引くインフレが、現地の暗号資産支持者の理念を大いに助けたと考えている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/brazilian-hospital-will-accept-crypto-pay-national-first.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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