<今日の仮想通貨市況>米長期金利上昇背景にBTC3万ドル割れ

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 7日午前9時30分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=431万円前後(過去24時間比1.9%安)、イーサリアム(ETH)が1ETH=26万5000円前後(同3.9%安)、XRP(XRP)が1XRP=67円前後(同3.1%安)となっている。

 6日発表の米6月ADP雇用統計が市場予想を大幅に上回り、米追加利上げ観測の高まりから米長期金利が急上昇。3月以来の4%台に到達した。高金利通貨のドルが買われる一方、金利の付かない金先物や暗号資産が総じて売られた。7日東京時間に移ると、ビットコインは7月に入り初めて3万ドルを割り込んだ。イーサリアムは1900ドルを割り込み、1800ドル台前半で下値を試す展開に。XRPにも下押し圧力がかかっている。

 このほか、米SNS大手ツイッターが3日に米ニューハンプシャー州、ミシガン州、ミズーリ州の3州で送金業免許を取得した、と6日複数のメディアが報じた。ツイッターを買収したイーロン・マスク氏がドージコイン(DOGE)の支持者として広く知られていることから、ツイッターが暗号資産決済に乗り出すのではとの見方が強まっている。

(イメージ写真提供:123RF)