フロリダ州知事、「大統領選に勝利してバイデン政権と暗号資産の戦いを終わらせる」と宣言
24年の米大統領選で野党・共和党の有力候補の1人であるフロリダ州ロン・デサンティス知事は再びビットコイン(BTC)への支持を示し、自身が大統領に選ばれた際にはバイデン大統領陣営の「BTCと暗号資産(仮想通貨)との戦い」を終わらせると誓った。
「私が大統領になれば、バイデン大統領のBTCと暗号資産との戦いは終わるだろう」
7月31日、ニューハンプシャー州での選挙活動中に、フロリダ州知事は暗号資産コミュニティに約束した。
デサンティス氏は現在の陣営のBTCや他の暗号資産に強固に反対するやり方を批判し、米国人に同資産クラスへの投資を可能にすることについて話した。
「私たちは米国人にBTCや暗号資産のようなものへの投資を許可する。誰も投資を強制しない。投資したければ、投資できる」
実際、SEC(米証券取引委員会)は暗号資産に対して厳しく、同部門での規制の明確性を求めている。同規制当局はトークンを未登録の証券とみなし、いくつかの暗号資産を取り締まった。
さらに、SECとCFTC(商品先物取引委員会)のクラーケン、バイナンス、コインベース、パクソスのような暗号資産企業に対する注目を集める強制措置と捜査警告が同国の同業界内での不均衡さを招いている。
・デサンティス知事、米暗号資産の議題を後押し
米大統領有望株のデサンティス知事は5月にバイデン陣営は「BTCを忌み嫌い」、同氏が24年の大統領選に再選すれば、完全に「BTCを終わらせる」可能性があると警告した。
とりわけ、イーロン・マスク氏とともに、デサンティス知事は投資家デイビッド・サックス氏が管理するツイッタースペースを保有し、暗号資産に投資する人は教養があり、判断することができると論じている。
「大統領として、BTCのようなものをできる能力を保護する」とデサンティス知事は当時話した。「こういった人々は教養があり、判断することができる。リスクがあるが、やらせよう」
・中央銀行デジタル通貨(CBDC)に強く反対
デサンティス知事はCBDCに対する強固な立場を何度も話し、バイデン陣営がCBDCの可能性を検討していることを非難している。
現在の政府はキャッシュレス社会を求め、暗号資産を排除し、すべての取引がCBDCを通すことを望んでいると31日に話した。
米CBDC計画を現在、中央銀行がCBDCデジタル人民元の試験を行っている中国の計画と比較した。さらに、「責任を負わない上流階級」が米CBDCを取り扱うのは信用できないと主張した。
「大統領として、1日目にCBDCはゴミ箱行きだ。CBDCを許可しない」
デサンティス知事はフロリダ州でCBDCを非合法化する法案に署名し、「兄弟」コインは経済的自由と金融テクノロジーの革新を抑制すると主張した。
「バイデン大統領のCBDCは人々の財政に対する政府の管理を強化することを目指している。私たちはそれを許可しない」と同法案を通過させたときに同氏は話した。「私が大統領なら、CBDCはしないとはっきり言える。CBDCは人々の経済的自由と財政的プライバシーに対する大きな負担になると考えている」
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
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